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6−3−5 京浜港経由と釜山港直行との運送経費の比較
京浜港経由と釜山/中国/東南アジアヘの直行便との運賃を比較すると、釜山港の方がかなり安価であることがわかる。(実態運賃水準)
苫小牧〜東京 陸上輪送では…20´/12〜13万円(片道分として)
海上輪送では…20´/9万円
上記費用に加え、東京〜釜山間の海上輪送運賃が必要となる。
釜山〜苫小牧 (同盟タリフ)・・20´/9.8万円 (1$・107円で計算)
6−3−6 コンテナ取り扱い個数
苫小牧港においては、近年、韓国・中国航路が相次いで開設されたことにより、その取り扱い量は大幅に伸びている。特に輸入量の伸びは目覚ましく、平成7年は平成2年の3倍近くまで伸びている。
しかし、ここで問題になるのが空コンテナの存在である。輸出(実入)の伸びに比べ輸入(実入)の伸びが遥かに大きいため輸入超過となり、輸出の空コンテナが多くなっていることが、図6−1で分かる。

 

図6−1 コンテナ取扱個数(実入・空)

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